「映画資料ブログ」ジャッキーが英国人をさらった海賊を退治するため海賊島に乗り込むアクション作。チラシ&作品の注目ポイントを紹介。
①あらすじ&チラシの内容
海賊退治「A計画」が実行される映画。チラシには「いま明かされるA計画」「構想4年、製作2年」「ジャッキー10変化」のコピー。『ヤング・マスター 師弟出馬』よりも前から温められていた企画がついに映像化(貴重な映画)。「ジャッキー10変化」はちょっとヘンな表現。変装するシーンもありますが、「見せ場が10コある」という意味らしい。映画の内容を「極秘」にして撮影。香港では「映画のパクリ」はよくあること。したがって、ストーリーはごく限られた者しか知らない。でも、この映画をパクるのは難しいですね。ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウ。彼らに匹敵する人たちなんていませんよ。
②キャラ
スケールの大きい傑作。ジャッキーは海上警察の「ドラゴン」、ユン・ピョウは陸上警察の「ジャガー」、サモ・ハンは泥棒「フェイ」。立場は違うがみんな凄腕で、「海賊退治」で一致。
③アクション
自転車を使ったユニークかつ危険なスタント、時計台からの落下、手榴弾を使ったシーン、ラストの海賊親分との死闘。ケガ人が続出。死者が出なかったのが不思議なほどハードな撮影となった。
④コメディ
ジャッキーはシリアスなキャラ。笑いはサモ・ハン演じるフェイ、陸上警察のチー総監らが担当。特に総監に注目。エラそうにするけどドジったりする。海に落とされておぼれかけたり、ドラゴンに自転車を乗り逃げされるシーンが楽しい。
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