名作映画をちょっとした解説で紹介。『フライングハイ』『フライングハイ2』『ドラキュラ』『スパイ・ハード』『裸の銃を持つ男』シリーズ。
①『フライングハイ』(Airplane!:Flying High)1980年
「シカゴ行きのジェット旅客機209便で食中毒が発生」
Cast:ロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ、レスリー・ニールセン、ピーター・グレイブス、カリーム・アブドゥル=ジャバー
(解説)元パイロットが旅客機をビビりながら操縦するコメディ作。チラシには「笑いすぎて失神者続出」とある(ホント?)。映画のパロディを盛り込んだ内容(名作をコケにする製作陣)。主役は元パイロットの男。レスリー・ニールセンは医者の役。豪華なキャスト。『スパイ大作戦』のピーター・グレイブス、『死亡遊戯』のジャバー(NBA選手)。面白いシーン、しょーもないシーン、ウザいキャラ(管制塔の男)。好きなシーンを自由に楽しむ映画です。
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②『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』(Airplane II:The Sequel)1982年
「おかしなおかしな198X年 月への旅?」
Cast:ロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ、ピーター・グレイブス、ウィリアム・シャトナー
(解説)元パイロットがスペースシャトルの不具合を調査するコメディ作。この続編にはレスリー・ニールセンは出てませんが、ついでに紹介。基本パターンは前作と同じ。シャトルでパニックが起こる(前作は旅客機)。前作に続いて再登場の人も。今回は乗客が個性的(楽しい)。アホくさいパロディ作のため、面白いシーンもあれば、しょーもないシーンも。ウザいキャラが再び登場(出てこんでエエのに)。大物俳優がウケ狙いする映画。スベってる人もいます。
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③『レスリー・ニールセンのドラキュラ』(Dracula: Dead and Loving It)1995年
「ホラーコメディの決定版!!」
Cast:レスリー・ニールセン、ピーター・マクニコル、メル・ブルックス
(解説)ドラキュラがドジりながら美女を狙うパロディ作。メル・ブルックス監督(「ヘルシング教授」役で出演も)。レスリー・ニールセンが「ドラキュラ」役。ピーター・マクニコルはその下僕。クリストファー・リー『ドラキュラ』をパロディにした内容で、基本ストーリーはおなじみ。女好きのドラキュラ。目を付けた美女を狙うが、妨害に遭ってちょいちょいドジる。最後は負けず嫌いの教授と対決。結末は?
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④『スパイ・ハード』(Spy Hard)1996年
「超メガトン級のギャグとパロディ」
Cast:レスリー・ニールセン、ニコレット・シェリダン、アンディ・グリフィス、チャールズ・ダーニング
(解説)秘密エージェントが死んだはずの宿敵と対決するコメディ。映画パロディ満載の作品(またパロディ? アンタらパロディ好きやな)。レスリー・ニールセンは「政府の秘密スパイ」。でもドジ。スペシャルゲストが充実。レイ・チャールズ、ハルク・ホーガン、『Eat It』でおなじみのアル・ヤンコビック。『007』のパロディが面白い(M、Q、マニーペニーっぽいのが登場。「帽子投げ」をするシーンも楽しい)。クリント・イーストウッド『ザ・シークレット・サービス』のパロディも個人的にお気に入り(大統領を死なせてしまいそうになるシーン)。ドジなシーン、いちいち挿入されるギャグ、名作のパロディ、ハルク・ホーガンが戦うシーン。オススメの娯楽作です。
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⑤『裸の銃を持つ男』(The Naked Gun)1988年
「アメリカの<誇り>フランク警部」
Cast:レスリー・ニールセン、プリシラ・プレスリー、ジョージ・ケネディ、O・J・シンプソン、リカルド・モンタルバン
(解説)ロス市警の刑事フランクがイギリスの女王を守ろうとするコメディ作。「世界のソックリさん」「マシンガン・ギャグ」。ギャグをいっぱい詰め込んだ映画。必要ない状況でもギャグを挿入。レスリー・ニールセンの「フランク」、プリシラ・プレスリーの「ジェーン」、そのまんま東みたいなシンプソン、モグモグ食べるジョージ・ケネディ、モンタルバンは『新・猿の惑星』の人。ソックリさんが冒頭に登場(ホメイニみたいな人、ゴルバチョフみたいな頭の人、アミン(待つわ)大統領、カダフィみたいな男、アラファトっぽいの)。エリザベス女王のソックリさんはフランクのドジに困惑する役どころ。一回観ただけでは気付かない細かいギャグもたくさん。少なくとも三回は観たい映画です。
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⑥『裸の銃を持つ男 PART2 1/2 』(The Naked Gun 2 1/2:The Smell of Fear)1991年
「新たな全米エネルギー政策」
Cast:レスリー・ニールセン、プリシラ・プレスリー、ジョージ・ケネディ、O・J・シンプソン、ロバート・グーレ
(解説)フランクが「全米エネルギー政策」に関する陰謀を阻止しようとするコメディ作。今回は映画パロディ(『カサブランカ』『ET』ほか)。おなじみのテーマ曲&相変わらずドジな人たち。オープニングでヒドイ目に遭うブッシュ大統領夫人(のソックリさん)。車椅子の博士もエラい目に。ドジなのはフランクだけではなく同僚も。肩の力を抜いて観る映画です。
⑦『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』(The Naked Gun 33 1/3: The Final Insult)1994年
「ジョークまみれの最新作」
Cast:レスリー・ニールセン、プリシラ・プレスリー、ジョージ・ケネディ、O・J・シンプソン、フレッド・ウォード
(解説)おなじみ「フランク」がアメリカを敵視する悪党を追うコメディ作。チラシには「栄光の3作目」とある。実際は映画のパロディ(『アンタッチャブル』『テルマ&ルイーズ』『大脱走』など)。ジェーンと痴話ゲンカしたフランクが爆弾魔を追う。「おバカ」なシーンを楽しむ映画。コレで完結。「特別ゲスト」とは? チラシには「コインで削る「お楽しみ」」なんてのも載ってます。
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