2023年11月28日火曜日

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

名作映画をちょっとした解説で紹介。『ダーティハリー』シリーズ、『サンダーボルト』『アイガー・サンクション』『ダーティファイター』シリーズほか。

①『ダーティハリー』(Dirty Harry)1971年

「汚れた英雄か! 孤独の狼か!」

Cast:クリント・イーストウッド、ハリー・ガーディノ、アンディ・ロビンソン

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)サンフランシスコの刑事が異常者を追うサスペンス・アクション。ハードボイルドなハリー・キャラハン刑事。悪役は映画史に残る異常者「サソリ座の男」(アンディ・ロビンソン。スタローン『コブラ』にも出てます)。悪役の異常さ、怒りに燃えるキャラハンが見せ場です。

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②『ダーティハリー2』(Magnum Force)1973年

「豪快アクションが連続炸裂」

Cast:クリント・イーストウッド、アルバート・ポップウェル、ハル・ホルブルック

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)刑事が私刑集団と対決する話。今回のキャラハンの敵は同僚。法で裁けない連中を銃で始末していく男たち。あくまで法を遵守するキャラハンは彼らと対立。「ハリー vs. 私刑集団」に注目の作品。悪党たちが次々に消されるシーンも見せ場です。

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③『ダーティハリー3』(The Enforcer)1976年

「息もつかせぬ10大見せ場」

Cast:クリント・イーストウッド、タイン・デイリー、ハリー・ガーディノ

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)刑事が新しい相棒と立て籠もり事件を担当する話。ハードボイルドなシリーズがこの作品から娯楽系のハードアクション作に。新興テロリストが誘拐事件。キャラハンが女刑事ムーア(タイン・デイリー)と組んで捜査。バズーカ砲、女刑事の仕事ぶりに特に注目です。

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④『ダーティハリー4』(Sudden Impact)1983年

「俺はいつでも真剣勝負!」

Cast:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)刑事がワケありの女と出会う話。長年戦ってきたキャラハンには敵が多い。襲撃されたり、返り討ちにしたり(「ギャングを脅すシーン」が見せ場)。ある地方の町で射殺事件発生。捜査することになったキャラハン。被害者たちには過去のつながりが・・・。

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⑤『ダーティハリー5』(The Dead Pool)1988年

「次の標的はハリー・キャラハン」

Cast:クリント・イーストウッド、パトリシア・クラークソン、リーアム・ニーソン、エヴァン・C・キム、ジム・キャリー

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)刑事が異常者と対決する話。異常者による犯行で次々に犠牲者が。被害者はマヌケな歌手(ジム・キャリー)、映画評論家。一方、相変わらず敵が多いキャラハン。襲撃されたり、返り討ちにしたり(「刑務所に乗り込むシーン」が楽しい)。そしてハリー&相棒(中国系のカンフー使い)も異常者のターゲットに。恐怖のラジコンカーに注目です。

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⑥『サンダーボルト』(Thunderbolt and Lightfoot)1974年

「ど胆を抜くアクションシーンの連続!」

Cast:クリント・イーストウッド、ジェフ・ブリッジス、ジェフリー・ルイス、ジョージ・ケネディ

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)四人組が銀行を襲撃する話。犯罪者の生き様を描いたいわゆる「クライムムービー」。ワケありの犯罪者(イーストウッド)、気ままに暮らす男(ブリッジス)、二人組(ケネディ&ルイス)がチームを組んで銀行を狙う。「四人組の末路」に注目です。

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⑦『アイガー・サンクション』(The Eiger Sanction)1975年

「正体不明の敵」

Cast:クリント・イーストウッド、ジョージ・ケネディ、ヴォネッタ・マッギー

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)米国の暗殺者が雪山で敵を追うアクション作。「アイガー」は険しい雪山、「サンクション」は「制裁」。過酷な雪山で米国の暗殺者が敵を制裁する。その敵は正体不明。山に登りながら敵を探す暗殺者。標的は誰なのか? 内容的にはツッコミどころがある作品。「山登りのシーン」の迫力で勝負。スタローン『クリフハンガー』と比較して観るのもオススメです。

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⑧『アウトロー』(The Outlaw Josey Wales)1976年

「今世紀最大のウェスタン巨篇!」

Cast:クリント・イーストウッド、チーフ・ダン・ジョージ、ソンドラ・ロック

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)南北戦争時代、ある男の悲劇と逆襲を描いた映画。イーストウッドが久しぶりに西部劇に出演(「アメリカ建国200周年記念作」)。北軍に家族を襲われたジョージー。仇を取るため、銃を手に取る。しかし、追われる身に。元・北軍や賞金稼ぎらと対決。その行方は?

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⑨『ガントレット』(The Gauntlet)1977年

「45000発の銃弾」

Cast:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、パット・ヒングル

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)刑事と女が警官隊から無数の銃弾で攻撃されるアクション作。製作費22億円。イーストウッド演じる刑事は上司とソリが合わない。ソンドラ・ロックは「ワケあり女」。刑事と女が行く先々で警察から襲撃される。二人が狙われる理由とは? 「銃撃シーン」で魅せる映画。乱射で家、パトカー、バスがボロボロに。「乱射の音」にも注目(拝聴?)。チンピラをしばくシーンなどコミカルな演出も楽しめます。

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⑩『ダーティファイター』(Every Which Way But Loose)1978年

「アメリカ縦断5000キロのケンカ道を突っ走る!」

Cast:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジェフリー・ルイス、ルース・ゴードン

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)ケンカ屋がホレた女を追っかけたり、戦ったりする珍作コメディ。「ケンカ屋」のファイロ(イーストウッド)は「賭けケンカ試合」で稼ぐ男。試合以外でもやたらケンカする。ケンカを売られる場合もあれば、自分が原因の場合も(逆ギレ)。キャラが充実。ファイロの相棒、酒場の女、警官、バイカー集団、ファイロの試合相手など。「笑い&ケンカ&音楽」を楽しむ映画です。

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⑪『ダーティファイター 燃えよ鉄拳』(Any which Way You can)1980年

「史上最強の男は誰だ!」

Cast:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、 ジェフリー・ルイス、ルース・ゴードン

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)あの「ケンカ屋」が「ウワサの強豪」と対決する続編。前回のキャストが再登場。ファイロ&相棒、酒場の女、バイカー集団。それにギャング、野次馬、試合相手がプラス。ヘンなサルも再登場。チラシには「史上最強の男は誰だ!」とありますが、そんな大袈裟な映画ではありません。「ぬるい雰囲気」を楽しむ娯楽作です。

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⑫『アルカトラズからの脱出』(Escape From Alcatraz)1979年

「誰一人として成功した者はない!」

Cast:クリント・イーストウッド、パトリック・マクグーハン、ロバーツ・ブロッサム

映画チラシ「クリント・イーストウッド①」「映画資料ブログ」

(解説)知能指数が高い囚人が脱獄を企てる話。実話を映画化。まだ誰も脱獄したことがないことで有名な刑務所「アルカトラズ」(アル・カポネも入っていたという)。知能抜群の囚人フランク(イーストウッド)が他の囚人と組み、看守の目を盗んで脱獄の準備・実行。スリリングなシーンが見せ場。刑務所長、囚人(犯罪兄弟、絵描き、黒人たちのリーダーなど)といったキャラによる緊迫感が売り物の映画です。

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