2023年12月13日水曜日

映画チラシ「スティーヴン・セガール」「映画資料ブログ」

名作映画をちょっとした解説で紹介。『刑事ニコ 法の死角』、『死の標的』『沈黙の戦艦』『暴走特急』『グリマーマン』『沈黙の断崖』『DENGEKI 電撃』。

①『刑事ニコ 法の死角』(Above the Law)1988年

「必殺ワザは日本で身につけた合気道」

Cast:スティーヴン・セガール、パム・グリア、シャロン・ストーン、ヘンリー・シルヴァ

映画チラシ「スティーヴン・セガール」「映画資料ブログ」

(解説)シカゴの刑事がCIAの悪事に巻き込まれるアクション作。チラシに「スチーブン・セーガル」とある(セーガル? 私は昔、彼を「セーガル」と呼んでました。このチラシが原因だったんですね)。イラストのチラシ。セガールはあまり似ていない(トミー・リー・ジョーンズっぽい)。セガールの経歴は有名。身長190センチ、合気道の達人。要人警護をしていた過去、有名スター(ショーン・コネリー)を指導(ブルース・リーもそうだった)。カンフー映画の出演依頼を断ったことがある(理由:ストーリーが荒唐無稽だから)。そんなセガールの主演第一弾。合気道で敵と戦う「陰謀もの」作品。共演者が豪華。パム・グリア(同僚の刑事役)、シャロン・ストーン(妻役)、ヘンリー・シルヴァ(悪役)。スリムだった頃のセガールによるアクションが見せ場。日本語を使うシーンにも注目です。

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②『死の標的』(Marked For Death)1990年

「中南米最大の麻薬軍団 vs 今世紀最強の秘密捜査官」

Cast:スティーヴン・セガール、ベイジル・ウォレス、キース・デヴィッド

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(解説)麻薬捜査官がジャマイカギャングと死闘を展開するハードアクション作。チラシには「スティーブン・セーガル」「ブルース・リー+スタローン」。リーとスタローンを足したようなセガールによる豪快なアクション作。銃撃戦にカーチェイス、セガールお得意の合気道。セガール全盛期の傑作の一つ。敵は黒魔術を使うギャング(実際にはマシンガンで武装・襲撃)。過激なシーンには要注意です。

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③『沈黙の戦艦』(Under Siege)1992年

「核兵器と人質500人を盾に戦艦を占拠したテロ集団」

Cast:スティーヴン・セガール、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・ビジー

映画チラシ「スティーヴン・セガール」「映画資料ブログ」

(解説)戦艦を占拠したテロリストを料理人が始末していくアクション作。記念すべき『沈黙』シリーズ第一弾。しかしながら、なぜ「沈黙」? という気もする。テロリストに占拠された戦艦「ミズーリ」(核兵器搭載)。敵の手に落ちた戦艦に大統領ですら手出しできず、事態の深刻さに沈黙する(内部に敵がいると「身を守る武器」が「自分を襲う凶器」になるという教訓)。テロリストと戦うのは料理人(セガール)。実は凄腕の男で、秘密戦闘員だった過去が。悪役はトミー・リー・ジョーンズ(ぶっ飛んだ演技にも注目)。緊迫感、「セガールアクション」が見せ場です。

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④『暴走特急』(Under Siege 2: Dark Territory)1995年

「列車を乗っ取ったハイテク・テロ集団」

Cast:スティーヴン・セガール、エリック・ボゴシアン、キャサリン・ハイグル

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(解説)あの料理人が宇宙兵器を悪用するテロリストと対決するアクション作。『沈黙の戦艦』の続編(タイトルに「沈黙」が付いていないのでわかりにくいですが)。前作の料理人が姪と列車で小旅行。重武装テロリストが列車を占拠。丸腰状態で料理人はどうやって戦う? 「料理人 vs. テロリスト」が見せ場。悪役は微妙(「オタク」キャラ)。「列車」という「限られた空間」での戦闘に漂う緊迫感を楽しむ映画。ド迫力のシーンもあります。

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⑤『グリマーマン』(The Glimmer Man)1996年

「セガール拳のすさまじさ」

Cast:スティーヴン・セガール、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ、ボブ・ガントン

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(解説)ロスの刑事が陰惨な事件を捜査するサスペンス風味のアクション作。「グリマー」とは「一瞬の光」のこと。銃が光って敵が倒れる。「グリマーマン」とは「凄腕の銃使い」ということですね。ロスの刑事(セガール)。ロスでは謎の犯人が暗躍。被害者は刑事と関係があった者。犯人は何者なのか? スリラーな内容。「謎の敵」との対決に注目。ウェイアンズはややコミカルな役どころです(ロスの刑事。セガールの相棒役)。

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⑥『沈黙の断崖』(Fire Down Below)1997年

「この山は俺が守る!」

Cast:スティーヴン・セガール、マーグ・ヘルゲンバーガー、クリス・クリストファーソン

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(解説)環境保護庁の役人が不法投棄集団と対決するアクション作。「沈黙シリーズ完結編」「こう見えても疲れまんねん」。すっかりスターになったセガール。コミカルなCMも好評。日本で勝手に命名された「沈黙シリーズ」。しかし、コレで「完結」ではなかった(今でも続いてる?)。アメリカの田舎町が舞台。その町では奇妙な病気が発生。原因は不法投棄されている化学物質。環境保護庁の役人(セガール)が町を調査。それを明るみにして欲しくない悪徳企業とその手下が役人を襲う。「産業がない町」が悪徳企業に汚染される映画(収入のために自分の町を汚す住人も悪役)。悪役はクリス・クリストファーソン(『ブレイド』シリーズでもおなじみ)。合気道、カースタントが見せ場です。

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⑦『DENGEKI 電撃』(Exit Wounds)2001年

「格下げになった<落ちこぼれデカ>」

Cast:スティーヴン・セガール、DMX、イザイア・ワシントン

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(解説)ある警官が警察の不正を暴くアクション作。チラシには「セガール映画の最高傑作」(アメリカで大ヒットしたらしい)。セガールは「落ちこぼれデカ」の役。警察の不正と戦う。ヒップホップのDMXが「謎の男」役で出演(サントラでも活躍)。セガール拳、カースタント、ストーリー展開に注目です。

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