2023年12月20日水曜日

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

名作映画をちょっとした解説で紹介。『SOS北極... 赤いテント』『オリエント急行殺人事件』『オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック』『風とライオン』ほか。

①『SOS北極... 赤いテント』(La tenda rossa)1969年

「氷山に激突する飛行船」

Cast:ピーター・フィンチ、ショーン・コネリー、クラウディア・カルディナーレ

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)1928年にイタリアの北極探検隊が遭難する話。横に長いチラシ(コネリーが目立ってない)。「冒険史上最大の悲劇」「ソ連とイタリア合作」「北極ロケ、巨額の製作費」。遭難した探検隊の生死を描いた映画。過酷な状況下での「人間ドラマ」。コネリーは「アムンゼン」役(アムンゼンは当時の冒険家)。死んだ者、救助された者。心理描写に注目です。

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②『オリエント急行殺人事件』(Murder on the Orient Express)1974年

「この中に犯人がいる?」

Cast:アルバート・フィニー、ショーン・コネリー、イングリッド・バーグマン

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)アメリカの億万長者が列車内で殺されるサスペンス作。アガサ・クリスティ原作。原作を読んだ人はこの映画を観なくてもよい(?)。チラシには出演者の顔写真と役名、アガサのプロフィール、詳しいストーリー。おなじみ名探偵「ポワロ」が活躍。コネリーは軍人の役。アメリカの億万長者が殺害されるが、「容疑者」は身分のある人たちばかり。ポワロが一人ずつ調べていく。犯人は? キャラ&謎解きの映画です。

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③『オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック』(Ransom)1975年

「かつてない秒刻みのサスペンス」

Cast:ショーン・コネリー、ジョン・コーディング、イアン・マクシェーン

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)ノルウェーで人質事件とハイジャック事件が同時発生するサスペンス・アクション作。コネリーがノルウェーの保安部長を演じ、二つの事件を同時に担当する内容。シリアスな作品ですが、英国大使を人質に取った犯罪者がストッキングを頭にかぶって「変顔」になるシーンには思わず笑ってしまう。そんな人質犯を捕らえるため当局がワナを仕掛ける。うまくいくかどうか? 過激派が暴れ回っていた時代の映画。話が少しややこしいような気がする。人物名をメモしながら観るといいかも。

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④『風とライオン』(The Wind and the Lion)1975年

「国際的スケールの紛争」

Cast:ショーン・コネリー、キャンディス・バーゲン、ジョン・ヒューストン

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(解説)1904年、モロッコでアメリカ女性が誘拐される話(「ライオンの映画」ではありません)。モロッコが舞台。コネリーは原住民族のリーダー役。原住民族が誘拐事件を起こす。しかしそれには事情が。そして原住民族のリーダーと被害者女性の間に信頼関係が生じる。人間関係、戦闘シーン、壮大なスケールの映画です。

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⑤『王になろうとした男』(The Man Who Would Be King)1975年

「男の夢を賭けた冒険児の一大冒険物語」

Cast:ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファー・プラマー

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)二人の男がある神秘の国で王になろうとする話。スペクタクルな映画。大自然の驚異、神秘の国、豊かな富、美女、そして対決。二人の男の冒険に注目です。

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⑥『遠すぎた橋』(A Bridge Too Far)1977年

「<マーケット・ガーデン作戦>の巨大なる全貌」

Cast:ダーク・ボガード、ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、アンソニー・ホプキンス、ジーン・ハックマン、ロバート・レッドフォード

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)オランダで連合軍とドイツが橋をめぐる攻防を展開する戦争映画。デザインが迫力のチラシ。第二次大戦を描いた内容。敗色を強めるナチスドイツだが、猛反撃。連合軍がピンチに。有名スター&巨額の製作費。圧倒的スケールの戦闘シーンが見せ場。史実を忠実に再現した映画、とのこと。

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⑦『メテオ』 (Meteor) 1979年

「巨大隕石が落ちてくる!」

Cast:ショーン・コネリー、ナタリー・ウッド、ヘンリー・フォンダ

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(解説)地球に巨大隕石(メテオ)が迫るパニック作。『ディープ・インパクト』『アルマゲドン』の「先輩」にあたる作品。ある惑星に彗星が衝突。巨大な欠片が地球に迫る・・・。地球が大被害を被るシーンが見せ場。核ミサイルで隕石の軌道を変える作戦。米ソ共同作戦の結果は?

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⑧『アウトランド』(Outland)1981年

「宇宙からの恐怖の警告!」

Cast:ショーン・コネリー、ピーター・ボイル、フランシス・スターンハーゲン

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(解説)木星の衛星「イオ」で冒険と戦いが繰り広げられるアクション作。「未来の世界」が舞台。「イオ」で鉱物の採掘作業が行われるが、原因不明の死が相次ぐ。その真相は? コネリーは連邦保安室長の役(「イオ」で起こる事件を捜査)。大物スター&実力派スタッフ。謎、戦い、宇宙の描写に注目です。

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⑨『ハイランダー 悪魔の戦士』(Highlander)1986年

「ニューヨークに不死最強の悪魔が舞い降りた!」

Cast:クリストファー・ランバート、ロクサーヌ・ハート、ショーン・コネリー

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(解説)長年に渡る「不死身の剣士」同士の戦いに決着がつくSFアクション作。不死身の剣士「ハイランダー」は400年生き続けるスコットランドの男。現代のニューヨークで長年のライバルと対決。古代の戦いが現代に甦る内容。「ハイランダー」が主役。コネリーは彼に剣術を仕込む役どころ。しかしながら、よくわからない映画。なぜ剣士たちは不死身なのか?(不死身だけどケガはする。それはそれでキツい)。「最後に生き残った剣士」が手にする「力」とは? SF&剣劇、ストーリー展開、キャラ。ハイランダーの孤独な戦いに注目です。

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⑩『ハイランダー2 甦る戦士』(Highlander II: The Quickening)1991年

「何世紀もの昔から闘い続けてきた男達」

Cast:クリストファー・ランバート、ショーン・コネリー、マイケル・アイアンサイド

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)2024年、あの男たちが甦る。続編。平穏に暮らすハイランダー。宇宙からの暗殺者と戦うため再び剣を手にする。コネリーが前作のキャラで登場(死んだはずなのに、なぜ?)。美しい女剣士も登場(バージニア・マドセン)。剣術、キャラに注目です。

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⑪『プレシディオの男たち』(The Presidio)1988年

「軍の上層部をも傘下に巻き込んだ巨大な敵」

Cast:ショーン・コネリー、マーク・ハーモン、メグ・ライアン

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(解説)基地で女性MPが殺害される事件が発生するサスペンス・アクション作。コネリーと若い男女が描かれたチラシ。「世代」がテーマの映画でもあります。「プレシディオ」とは地名。スペイン語で「要塞」を意味するサンフランシスコの高級住宅街。コネリーは軍人「アラン」役。メグ・ライアンはその娘「ドナ」、ハーモンは彼の元部下で、今は刑事の「ジェイ」の役。見所がいっぱい。アランとジェイの関係、アランとドナの関係。事件捜査&犯人追跡&銃撃戦。怪しげな連中、知り合いの意外な秘密。ある事件が人々をつなげる映画。スリリングな展開、人間関係が見せ場です。

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⑫『ファミリービジネス』(Family Business)1989年

「心暖まる家族愛」

Cast:ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリック

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(解説)泥棒一家がヘマをしてトラブルになるドラマ作。大物俳優が家族役で登場。チラシには「心暖まる家族愛」とある(そういう映画ではなかったような気がする)。キャラに注目の映画。コネリーは祖父の役。荒くれ者の泥棒で、マトモに働いたことがない。ホフマンは父親。親と一緒に盗みをやった過去。今では肉の卸業で成功。ブロデリックは息子。成績優秀ながら勝手に退学。いかがわしい女と付き合い、窃盗計画を祖父に持ち込む。三人で盗み。そして痛恨のミス(呆然)。あのコネリー、ホフマンが変装するシーンにも大いに注目(珍シーン。覆面で変顔に)。スリリングな展開、コメディな演出、人間関係に注目です。

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⑬『レッド・オクトーバーを追え!』(The Hunt for Red October)1990年

「ソビエトの最新鋭超大型ミサイル原子力潜水艦<レッド・オクトーバー>」

Cast:ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、ジェームズ・アール・ジョーンズ

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(解説)ソ連の原潜が意外な行動を取るサスペンス作。コネリー&ボールドウィンのカッコいいチラシ。潜水艦の映画。密閉された空間での緊迫感を描いたもの(役者に演技力が要求される映画)。コネリーはソ連原潜の艦長、ボールドウィンはCIAの調査官「ライアン」(「ジャック・ライアン」はハリソン・フォード『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』でもおなじみのキャラ)。ソ連の新型原潜の行動を調査するCIA。艦長の「希望」とは? スリリングな展開が見せ場です。

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⑭『ザ・スタンド』(Medicine Man)1992年

「未来を決める<奇跡の花>」

Cast:ショーン・コネリー、ロレイン・ブラッコ

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(解説)科学者と女性助手が密林で「奇跡の花」を捜す話。「神秘の大密林」アマゾンの熱帯雨林が舞台。コネリーは「奇跡の花」を捜す男。女性助手と「人類の希望」である花を捜す。ようやく目的を果たせそうになったとき巨大な敵が現れる。「人としての生き様」を描いた作品。森の中で行われる戦いが見せ場です。

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⑮『グッドマン・イン・アフリカ』(A Good Man in Africa)1994年

「厳格な白人医師と若き外交官の出会いと交流」

Cast:ショーン・コネリー、コリン・フリールズ、ルイス・ゴセット・ジュニア、ジョン・リスゴー

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(解説)あるアフリカの国にイギリスの若い外交官が送り込まれる話。コネリーが医師を演じる。アフリカで行われる大統領選挙。関係者の様々な思惑が入り乱れる中、悪戦苦闘する若い外交官。良心を持つ医師とめぐり会う。有名スター&一流スタッフによる「人間」がテーマの名作です。

(Amazonショッピングサイト)注)日本版DVDは出ていません。過去にVHSでリリースされました。グッドマン・イン・アフリカ<吹替版> [VHS]


⑯『ザ・ロック』(The Rock)1996年

「12人のテロリストがアルカトラズ=<ザ・ロック>を占拠」

Cast:ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス、マイケル・ビーン

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(解説)軍人が人質を取ってアルカトラズに立て籠もるハードアクション作。デザインがカッコいいチラシ。派手な戦闘シーンが見せ場の映画。待遇に不満の軍人が反乱。危険物質を奪ってアルカトラズに籠城。事件の解決にあたるFBIエージェント。元・英国スパイがそれに協力。コネリーが元・英国諜報員の役(ジェームズ・ボンドばりの凄腕)。ニコラス・ケイジはFBIエージェント、マイケル・ビーンは特殊部隊、エド・ハリスは政府を脅す軍人。島での戦闘、コネリーのキャラに特に注目したい大ヒットアクション作です。

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⑰『エントラップメント』(Entrapment)1999年

「泥棒と調査員がパートナーに!」

Cast:ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

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(解説)伝説の泥棒と保険会社調査員がチームを組むクライムムービー。年の差のある男女コンビが主役。ちょっとややこしい「真相」もある内容。伝説の泥棒(コネリー)&裏の顔を持つ保険会社調査員(ジョーンズ)。変わったコンビが手を組んで「黄金のマスク」「莫大なカネ」を盗もうと狙う。セキュリティをかわす特訓、犯行、最後に明かされるすべての真相。アクション&ロマンス&謎。見せ場がいっぱいです。

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⑱『リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い』(The League of Extraordinary Gentlemen)2003年

「7人の超人同盟<ザ・リーグ>」

Cast:ショーン・コネリー、ペータ・ウィルソン、スチュアート・タウンゼント

映画チラシ「ショーン・コネリー」「映画資料ブログ」

(解説)小説で有名なキャラが最新鋭武器を持つ敵と対決する娯楽アクション作。両面カラーのチラシ。裏面はキャスト&役どころの紹介。世界を混乱させる悪が出現。科学者を集めて最新鋭武器を製造。その首謀者は不気味な男。悪と戦うために集められた7人「ザ・リーグ」。アラン・クォーターメイン(コネリー)、トム・ソーヤ、ミナ・ハーカー(ドラキュラに襲われた女)、透明人間、ジキル博士、ドリアン・グレイ(肖像画の男)、ネモ船長(『海底二万里』)。謎の敵 vs.「ザ・リーグ」。どんな戦いになるか? キャラクターの活躍が楽しい内容。CGを使ったシーンが迫力です。

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