名作映画をちょっとした解説で紹介。『燃えよデブゴン』『七小福』『モンキーフィスト猿拳』『検事Mr.ハー 俺が法律だ』『孔雀王』ほか。
①『燃えよデブゴン』(肥龍過江:Enter The Fat Dragon)1978年
「おれが最後のブタス・リー」
Cast:サモ・ハン・キンポー、ロイ・チャオ、メグ・ラム
(解説)田舎の青年が香港でトラブルに遭うコメディ作。イラストがユーモラスなチラシ(でもこんなに太ってはないです)。「ブタス・リー」? リーが年取ったらそうなってたかも。裏面は漢字でいっぱい。怪しい中国語でストーリー&キャスト紹介。チラシによると「サモはジャッキー・チェンの大先生」なんだそうだ(同門ではありますけどね。いつから師弟関係に?)。サモがリーのモノマネをする映画(竹中直人とやってることが同じ?)。ドジ&カンフーの楽しい映画。日本版DVDは出てません。VHSでリリースされたことはあります。
②『ピックポケット!』(Carry On Pickpocket:提防小手)1981年
「おもわぬ事件に巻きこまれ、果してどうなるやら!?」
Cast:サモ・ハン・キンポー、フランキー・チャン
(解説)スリの男が事件に巻き込まれるコメディ作。一万円札のデザインのチラシ。細長いタイプ(珍しい)。「マン○ル代」てのが気になる。「主演サモ・ハン・キン・ポ」とある(ポ?)。サモがスリを演じ、「この手の犯罪に注意して下さい」と注意を呼びかける映画(だと思う)。『プロジェクトA』の海上警察司令官役のラウ・ハクスンが出てます(興味ありますか?)。
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③『七小福』(PAINTED FACES)1988年
「サモ・ハン・キンポー13歳 ジャッキー・チェン9歳 ユン・ピョウ6歳」
Cast:サモ・ハン・キンポー、ラム・チェンイン、チェン・ペイペイ
(解説)京劇学校の先生と少年たちの実話。「京劇に未来がないとは知らず精いっぱい打ち込んでいた」という悲しいコピー。サモらの少年時代を描いた実話。厳しい人だった、という「先生」。サモが先生役を好演。時代は京劇から映画へ。学校で習ってきたことを生かすため、サモ、ジャッキーらは映画のスタントマンに。人間ドラマに注目です。
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④『モンキーフィスト猿拳』(雑家小子)1979年
「初めてベールをぬぐ最高拳」
Cast:ユン・ピョウ、レオン・カーヤン、ラウ・カーウィン、サモ・ハン・キンポー
(解説)おかしな二人組が師匠の正体を知ってしまうカンフー作。「あらゆる拳法のオンパレード」「将来のブルース・リー」。ユン・ピョウ主演。22歳だった時の作品。驚異的な身体能力を披露。チラシには「ジム・ユン・ピョウ」とある(ジム?)。カンフーブームだった香港。「蛇拳」だの「酔拳」だの「天中拳」だの。ユン・ピョウが猿拳を披露。しかしながら、あんまりカッコ良くない拳法。サモ・ハンは「謎の男」役で猿拳を青年(ユン・ピョウ)に伝授する。シリアス風味のカンフー映画ですが、笑いのシーンも。個性派キャラがたくさん登場します。
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⑤『検事Mr.ハー 俺が法律だ』(執法先鋒:PROSECUTOR MR. HSIA RIGHTING WRONGS)1986年
「許せぬ悪の闇を撃ちぬく」
Cast:ユン・ピョウ、シンシア・ラスロック、メルヴィン・ウォン、ウー・マ
(解説)検事が悪党たちと対決するアクション作。チラシの表はカッコいいユン・ピョウ。裏には経歴が(『死亡遊戯』でリーのふきかえ、『モンキーフィスト猿拳』でスターに、など)。激しいアクションが売り物の映画。危険なシーンにユン・ピョウ自ら挑戦。共演者は他にジェームス・ティエン(悪役)、美人女優サンディ・チャン。本格的な格闘が観たい方にオススメです。
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⑥『孔雀王』1988年
「決して<地獄門>を開かせてはならぬ」
Cast:ユン・ピョウ、三上博史、グロリア・イップ、リュー・チャーフィー
(解説)世の中が乱れ、魔王が復活するSFアクション作。「<光>と<闇>の最終決戦」。世の中が腐ってくると魔物には都合がいいらしい。チャンス、とばかりに悪の力を発揮。ユン・ピョウ&三上は魔物と戦う役どころ。左とん平が出演(何の役?)。SFXで描いた映像が見せ場。日本版DVDは出てません。VHSでリリースされました。
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